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Minamo City Museum of Contemporary Art

みなも市立現代美術館 企画展

光の残像

Afterimage of Light

2027年2月6日[土]— 4月11日[日]

目を閉じたあとにも、光は少しのあいだ残っている。 その一瞬をめぐって制作を続けてきた3名の作家による、22点の展示です。 五つの部屋を順に歩きながら、見えなくなったあとに残るものを確かめてください。

About the Exhibition

展覧会について

見えなくなった
あとに、
なお残るもの。

強い光を見たあと、まぶたの裏にしばらく像が残ります。生理的にはただの反応にすぎませんが、 それは確かに「見えている」のであって、見ていないとは言い切れない。本展はこの居心地の悪い領域を、 絵画・版画・立体という異なる方法で扱ってきた3名の作家によって編みなおす試みです。

会場は五室に分かれ、部屋が進むにつれて照度が落ちていきます。最後の部屋に照明はありません。 順路の終わりで振り返ったとき、いちばん強く残っている像はおそらく人によって違うはずです。 その差異こそが、本展のもうひとつの出品作だと考えています。

  • 五室、五つの光

    会場は五室構成。作品ごとに照度と壁の白を変え、順路そのものを一つの作品として設計しました。

  • 新作三点を初公開

    本展のために制作された《消失点》《干渉》ほか、これまで発表されていない三点をあわせて展示します。

  • 日ごとに変わる第五室

    第五室には照明がありません。高窓から入る外光だけで見る部屋のため、時刻と天候で見え方が変わります。

Walkthrough

展示室を歩く

スクロールすると、第一室から第五室まで順路どおりに進みます。 壁の作品はすべてこのページのために描き起こした架空の出品作です。

ROOM I — V

Room I — Layer

第一室光の層

白い壁に、光が層をつくる。はじめの一室は、目を慣らすための部屋です。奥へ進むほど、帯の境目がほどけていきます。

作品
作家
榊 有理
制作年
2024
材質
アクリル、蛍光顔料、パネル

Room II — Reflection

第二室反射する部屋

鏡とガラスのあいだで、光は行き先を失う。立つ位置を少し変えるだけで、同じ作品がまったく別のかたちに見えます。

作品
残響
作家
東雲 湊
制作年
2021
材質
ガラス、光ファイバー、鏡

Room III — Interference

第三室干渉のかたち

二つの規則が重なるとき、どちらにも属さない模様が生まれる。近づくほど像は崩れ、離れるほど確かになります。

作品
干渉
作家
神谷 千帆
制作年
2025
材質
シルクスクリーン、アルミニウム

Room IV — Doze

第四室まどろみの間

まぶたを閉じる直前の明るさを、麻布の上に置きなおした作品です。滲みの外側にだけ、細かな粒が残されています。

作品
微睡
作家
榊 有理
制作年
2019
材質
油彩、麻布

Room V — Afterimage

第五室残像

見終えた光が、まだ見えている。この部屋には照明がありません。展示のおわりは、残像のはじまりです。

作品
消失点
作家
東雲 湊
制作年
2026
材質
LED、アクリル、駆動装置

Catalogue

出品作品(抜粋)

  1. cat. 01榊 有理2024アクリル、蛍光顔料、パネル
  2. cat. 02残響東雲 湊2021ガラス、光ファイバー、鏡
  3. cat. 03干渉神谷 千帆2025シルクスクリーン、アルミニウム
  4. cat. 04微睡榊 有理2019油彩、麻布
  5. cat. 05消失点東雲 湊2026LED、アクリル、駆動装置

このほか、素描・習作を含む全22点を展示します。作品保護のため、一部の作品は会期中に展示替えを行います。

Artists

出品作家

いずれも架空の作家です。人物写真のかわりに、制作の主題を線で示した標を掲げています。

  • 榊 有理

    さかき ゆり

    1978年生

    蛍光顔料を薄く重ね、光そのものを層として置く。近づくと絵具の粒が見え、離れると光だけが残る距離を探し続けている。

    出品作:《層》《微睡》

  • 東雲 湊

    しののめ みなと

    1965年生

    ガラスと鏡、そして駆動する光源による立体作品。作品の前で来場者が動くことまでを含めて、ひとつの構成としている。

    出品作:《残響》《消失点》

  • 神谷 千帆

    かみや ちほ

    1984年生

    版のずれから生まれる干渉縞を主題とする。刷りの精度を上げるほど像が壊れていく矛盾を、そのまま作品にしている。

    出品作:《干渉》

Programs

関連プログラム

  • Artist Talk

    アーティストトーク「残像について」

    2027年2月14日(日)14:00 – 15:30講堂(定員120名)

    出品作家3名と担当学芸員による対話。要事前申込・聴講無料(当日の観覧券が必要です)。

  • Workshop

    ワークショップ「光をつくる」

    2027年3月7日(日)10:30 – 12:30ワークショップ室(定員20名)

    透過フィルムを重ねて自分の光をつくります。小学4年生以上、材料費500円。要事前申込。

  • Gallery Talk

    学芸員によるギャラリートーク

    会期中の毎週金曜 18:30 – 19:10企画展示室

    担当学芸員が展示室を回りながら解説します。申込不要(当日の観覧券が必要です)。

Information

開催情報

展覧会名
企画展「光の残像」
会期
2027年2月6日(土)— 4月11日(日)
開館時間
10:00 – 18:00(金・土は20:00まで/入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(ただし2月22日、3月22日は開館)、2月24日(水)、3月24日(水)
会場
みなも市立現代美術館 企画展示室 1 – 5
主催
みなも市立現代美術館
音声ガイド
貸出 600円(日本語・英語/所要約35分)

観覧料

区分当日団体
一般1,400円1,200円
大学生・専門学校生1,000円800円
65歳以上1,200円1,000円
高校生以下・18歳未満無料無料

団体は20名以上。障害者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料です。 観覧券でコレクション展もご覧いただけます。

アクセス

  • 所在地

    みなも市 湊町2丁目1番 みなも市立現代美術館

  • 電車

    みなも駅 東口より徒歩8分。地下連絡通路 B2出口が最短です。

  • バス

    市営バス「美術館前」下車すぐ。みなも駅前より約12分。

  • 駐車場

    60台(最初の1時間無料、以降30分ごと100円)。混雑時は近隣の市営駐車場をご利用ください。

館名・地名・作家名・作品名はすべて架空です。実在の美術館・人物とは関係ありません。

Tickets

観覧券のご購入

オンラインで日時指定券をお求めいただけます。当日券は各回に若干数を用意していますが、 土曜の夜間開館は混み合います。事前のご購入をおすすめします。

日時指定

30分ごとの入場枠制。枠内であればいつでもご入場いただけます。

再入場

当日にかぎり可能です。受付でスタンプをお受け取りください。

撮影

第一室から第四室のみ可能です。三脚とフラッシュはご遠慮ください。

Group & Press

団体観覧・取材のお問い合わせ

20名以上の団体、学校鑑賞、報道関係の取材はこちらから。ご希望日の2週間前までにご連絡ください。

※ デモサイトのため、購入・送信は行われません。