坪庭苔と石の坪庭 ― 光の井戸
北側の暗がりを、苔と一石で明るい陰翳の庭に。
- 広さ
- 約 12 坪
- 工期
- 工期 3 週間
- 場所
- みどり市・個人邸
Works
雑木の庭、坪庭、枯山水、そして商業施設の緑化まで。 これまでに仕立ててきた庭の一部を、タイプ・広さ・工期とともにご紹介します。 掲載の事例はデモ用の架空プロジェクトです。
坪庭北側の暗がりを、苔と一石で明るい陰翳の庭に。
露地・園路玄関までの露地に飛石を打ち、四季の歩を演出。
池泉の庭既存の黒松を主木に、水を引き込み景を集約。
枯山水掃き目の白砂に苔島を浮かべ、静けさを設計。
ドライガーデンシダと山野草で、雑木の根締めをふんわりと。
和の設え自然石の蹲踞を据え、手水の音を庭の主役に。
中庭(法人)灯籠と池を配し、宿の廊下から眺める景を新設。
境界・目隠し移植した竹と建仁寺垣で、通りからの視線を柔らかく遮る。
Case study
代表的な二つの庭について、施主のご要望から設計の意図、植栽の構成までをご紹介します。

代表事例 01
雑木の庭 / 約 34 坪
施主のご要望
「リビングから一年中、緑を眺めていたい。でも手入れに追われるのは避けたい」。南向きの掃き出し窓の先に、四季を感じられて、かつ管理しやすい庭を、というご相談でした。
設計の意図
落葉樹の高木を窓の正面からわずかにずらして植え、葉ごしに木漏れ日が室内へ落ちるよう樹位置を決定。夏は日差しを和らげ、冬は葉を落として光を通す、自然の日除けとしても働く構成にしました。足元は常緑の下草でまとめ、落ち葉の掃除を最小限に。
植栽の構成
主木にイロハモミジ、添えにアオダモとソヨゴ。低木にヤマツツジ、下草はフッキソウ・ヤブランを面で。石は地元産の三石を控えめに据え、雑木の自然な風景を邸内に引き込みました。

代表事例 02
坪庭 / 約 9 坪
施主のご要望
日当たりの悪い北側の中庭を、暗く湿っぽい場所のままにしたくない。廊下から眺めて心が落ち着く、しっとりとした和の庭にしたい、とのご要望でした。
設計の意図
日陰と湿気を弱点ではなく個性と捉え、苔を主役に据えました。中央に据えた一石を景の中心とし、周囲を苔で覆うことで、わずかな光でも青々と映える陰翳の庭に。飛石と延段で、掃除や水やりの動線も確保しています。
植栽の構成
地表はスギゴケ・ハイゴケを張り分け、添えにヤブコウジとシダ類。低木のアオキで奥行きを出し、竹の添え木で縦の線を通しました。年間管理で苔の水分と目土を整え、青みを保ち続けます。
