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基礎知識

甘酒の基礎知識。米麹とお酒粕、二つの「あまざけ」

ひとくちに甘酒といっても、米麹からつくるものと酒粕からつくるものがあります。味も、つくり方も、楽しみ方もちがう二つの甘酒。その基本と、家庭での炊飯器づくりのコツをまとめました。

6文 · 編集部 S#甘酒#米麹#酒粕#

寒い季節になると飲みたくなる甘酒。じつは「甘酒」と呼ばれる飲みものには、大きく二つの系統があります。まずはその違いから知っていくと、選ぶのも、つくるのも、ぐっと楽しくなります。

二つの甘酒

米麹の甘酒

米と米麹を合わせ、ゆっくり保温してつくる甘酒です。麹の酵素が米のでんぷんを分解し、砂糖を加えなくても自然な甘みが生まれます。アルコールは含まれないため、お子さんでも楽しめるのが特徴といわれています。

酒粕の甘酒

日本酒をしぼったあとに残る酒粕を湯で溶き、砂糖で甘みを足したもの。こちらは酒粕由来の風味が豊かで、少量のアルコールを含みます。冬の屋台でふるまわれるのは、こちらのタイプが多いようです。

酒粕。板状のものを湯で溶いて使います。冬の献立にも活躍する発酵の名脇役です。

炊飯器でつくる、米麹甘酒

米麹の甘酒は、炊飯器の保温機能を使えば家庭でもつくれます。大切なのは温度。60℃前後を保つと麹の酵素がよく働き、甘みがしっかり出るといわれています。熱すぎると甘くならないため、ふたを少し開けて調整します。

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    1. おかゆをつくる

    米1合をやわらかめのおかゆに炊き、60℃くらいまで冷まします。

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    2. 麹を混ぜる

    ほぐした米麹200gを加えてよく混ぜ、全体をなじませます。

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    3. 保温する

    ふたを布巾などで軽く覆い、60℃前後で6〜8時間保温。途中で一度混ぜると均一に仕上がります。

でき立てのあたたかい甘酒に、すりおろした生姜をひとさじ。冬の朝のたのしみです。
編集部 S

そのまま、料理に、おやつに

甘酒はそのまま飲むだけでなく、砂糖のかわりの甘みとしても使えます。煮物にコクを足したり、ヨーグルトに混ぜたり、凍らせてシャーベットにしたり。無理なく暮らしに取り入れられる甘みとして、静かな人気が続いています。

ABOUT THE WRITER

編集部 S

くらしと発酵編集部のメンバー。自分たちの台所で試したことを中心に、発酵と暮らしの記事を書いています。掲載内容はすべて架空のデモです。